(2006年07月26日)

NY砂糖:チャート上では15セントが節目に

ニューヨーク砂糖市場は、2月3日の高値19・73セントを境に下降トレンドに転じ、現在でも日足、週足チャートともに下値を切り下げている。今月初めに17セント台を回復したものの、その後は再び売りが先行し、現在では15セント台半ばまで修正された。

チャート上では6月の安値圏である15セント前後に下値支持線が形成されており、今回もこの水準が強く意識されている。ただ、仮にこの水準を下抜いた際には週足チャート上で3段下げが強く意識されることから、下値目標値としては14セント台割れも視野に入るか。

一方、05年4月からの中期上昇トレンドは継続しており、先月の安値圏である15セント前後ではこのトレンドが強く意識された。そのため、今回もこの水準で下げ止まった際には先月の安値と併せ、ダブルボトムの形成とも見て取れる。

昨年の同時期を振り返ると、8月から10月のハリケーン襲来が保管倉庫や生産地に被害を与える一方、原油価格の高騰に拍車をかけ、このことが今春の高値要因となった。原油高がエタノール需要増を連想させ、砂糖市場ではハリケーンシーズンに重なる格好でファンドの買い越し枚数は10万枚台、取組高は50万枚台を突破している。

今年も本格的なハリケーンシーズンを前に、石油市場では早くも各筋からポジショントークが出始めている。砂糖市場でも昨年の経緯があるだけに、ハリケーンの発生状況や進路状況から憶測や思惑、実害が出た際にはその状況によってトレンドに大きな影響を与えそうだ。

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