(2006年07月28日)

金:戻り売り優勢の展開

東工取の金相場は、戻り売り圧力に上値の伸びが抑制され、先限2400円前後で頭重い展開となっている。原油の修正局面も嫌気されている。ただ、中東地域で地政学的緊張を高めるようだと波乱も想定され、下値余地は限られている。

指標のNY先物市場は6月14日の546・40ドルを下値に反発。6月30日に米連邦公開市場委員会(FOMC)声明を受けた米利上げ打ち止め観測を背景に600ドルを突破。7月12日にはインドの鉄道爆破テロを受け657・00ドルと約1カ月半ぶりの高値まで上昇。6月の下値から20・2%切り返した。

東京市場の先限は6月15日の2079円を下値とした後、7月14日に2479円と418円(19・2%)上昇。高値一服感から方向性を探る展開が予想されている。市場は「引き続きドルや原油の動向が焦点」とみられている。中東地域の政情不安が高まるようだと、原油高につれた上値追いの展開も予想されている。

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