(2006年08月01日)

コーン:弱含みの展開か

国内コーン相場は、受粉期を終えた米コーンの作柄が主産地アイオワ、イリノイ州を中心に好調に推移しており、弱含みの展開になるとみられる。

東京先限は、7月12日に1万9930円まで上昇したものの、米コーンベルト西側の高温乾燥も単収を大きく低下させる要因にはならないとして、1万9000円を割り込む展開を強いられている。当面、同限は1万9000円前後で推移するとみられるが、ポイントは、ここからどれだけ下落するか。供給面の弱材料はある程度織り込まれており、一段安に導くような材料が不足している。そうなると同限の1万8500円近辺が下値のメドになるか。

8月に米コーンベルト一帯が高温乾燥に見舞われた場合どうなるかについて、2003年の作況を見ると、米コーンは受粉期を乗り越えれば相応の収穫が期待できることが判る。今年は8月の天候がよほど悪くならない限り、単収は150ブッシェル以上を確保できると楽観した見方も多くなっているようだ。また、年々遺伝子組み換えなど生産技術が向上していることも、豊作期待に拍車を掛けているとみられる。

ソーシャルブックマークサービスにこの記事(ページ)を登録
ブックマークに追加する