(2006年08月03日)

国内アルミ:海外頭重く逆張り

 国内アルミ相場は、LME先物が5月中旬の最高値更新後の反動安も一巡したものの、独自の支援材料不足から銅、ニッケルの出直り気配をよそに、上値の重さが目立つだけに、逆張り的な動きから脱し切れない状態にある。

 LME先物は、ファンドなど投機筋が牽引する形で5月11日に3300ドル台を示現したが、買われ過ぎの反動から2400ドル台前半まで下落した。

 その後、米国の利上げ打ち止めの可能性を指摘したFOMC政策声明で、為替市場では急速にドル安が進行、これを契機として原油、貴金属、非鉄市場など国際商品にも再び投機資金が流入、とくに需給タイトの顕著なニッケル、銅が出直り色を強めている。

 LMEアルミ先物も一時2600ドルを回復したものの、他メタルと比べて上値の重さが目立っている。銅、ニッケル、亜鉛ほど需給ひっ迫感がないことに加え、独自の支援材料を欠くためで、2500ドルを挟んだ攻防の域を出ない。

 一方、国内定期市場では、現状でLME先物が2600ドルを突破するまでの勢いがみられないため、買い気を喚起するまでの状況には至っておらず、人気離散傾向が目立っている。

 相場的には、海外市況が上値に重い展開を強いられているだけに、逆張りの流れが続く公算大ながら、他メタル高で買われた場合、期先300円をメドにして売り対応したいところである。

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