(2006年08月17日)
アルミ:逆張りも売りに比重
国内アルミ相場は、LME相場が銅、ニッケル高に追随する形で先物が2600ドル目前まで上昇したものの、戻り一杯から反落に見舞われたことで、上値の重さが再確認された感があり、戻り売りに比重を置いた逆張り的な動きが続く公算大とみられる。
LME先物は、5月11日にファンドなど投機筋が牽引する形で3300ドル台を示現したが、買われ過ぎの反動から2400ドル台前半まで下落した。ただ、電力料金高騰といった生産コストアップ要因があることが意識され、6月13日の安値(LME先物引け値=2433ドル)で下値一巡した。その後、急速なドル安進行を背景として原油、貴金属、非鉄市場など国際商品にも再び投機資金が流入、とくに需給タイトの顕著なニッケル、銅が出直り色を強めた。
LMEアルミ先物も2600ドル台をめざす気配を示したものの、結果的には大台奪回に至らず、逆に2500ドル台割れを示現するなど、2500ドルを挟んだ攻防と元のレンジに収束される格好になった。
一方、国内定期市場では、LME先物の2600ドル台乗せが達成できなかったことで、期待外れとのムードが広がっており、買い気を喚起するまでの状況には至っておらず、人気離散傾向が目立っている。
相場的には、海外市況が頭重い展開を強いられているだけに、逆張りの流れが続く公算大ながら、他メタル高で買われた局面での売り対応が賢明とみられる。
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