(2006年08月18日)
粗糖:内外、下値は昨年10月水準か
内外粗糖市場は大きく下値を切り下げており、ニューヨーク市場では12セント台、東京市場先限では3万5000円台まで修正されている。
指標のニューヨーク市場を見ると、2月3日の高値19・73セントから下降トレンドに転じ、チャート上では13セントを割り込んだことで3段下げを達成した形状とも見て取れる。ただ、直近には下値支持線がないことから、現状からさらに軟化した際には上昇トレンドが鮮明になった昨年10月から11月の水準11セント台半ばが下値の目標値として意識されそうだ。
東京市場を見ると、ニューヨーク市場に追随し、3段下げを形成している。先限は3万5000円台まで軟化したが、直近に目立った下値支持線はないことから、NY市場同様に上昇トレンドが鮮明となった昨年10月から11月の水準3万3000円前後が下値目標値として挙げられる。
内外粗糖市場では原油高を受けて、今後もブラジルのエタノール需要が下支え要因になることが予想される。ただ、代替エネルギーへの関心が高まっており、とくに今年は各メディアでサトウキビやコーンから作られるエタノールが大きく取り上げられるなど、広くその情報が伝えられている。そのため粗糖市場ではエタノール要因をほぼ織り込んだ格好となっており、今後、再び上昇トレンドに転じるためには新規の好感材料が欲しいところだ。
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