(2006年08月22日)

ガソリン:7万円でピークアウトか

石油製品のガソリンは期先の足取りに見られるように、今月上旬に7万円台後半の過去最高値をつけたところで反転、その後はNY原油の急落に追随した。

日足の形は7万円台の高値をピークにしただんご型の天井を想起させるものに。ただ、石油の国際市場を巡る地政学リスクが依然残る中ではこれでピークアウトと決め付けることもできず、目先的にはイランの核開発問題に注目したい。

NY原油との対比でガソリンをみると、77ドルから78ドルという最高値圏見合いが国内ガソリンでは7万円プラスアルファであることから、強気要因が揃った8月限納会値を引き合いに出しても期先の高値はこの意味するところが大きいわけである。

ガソリンは期近の現物実勢が期先に及ぶことはなく、NY原油が期先の指標として作用することから、今後新たな地政学リスクなどで中東情勢がまた緊迫するならこのような観測は修正余地が生じてしまう。

そのひとつがイランの核開発問題で、国連安保理にどのような回答を示すのか、である。 国内ガソリンは前週後半にサヤ関係が急変し、期先は逆ザヤになった。需要背景を考えれば、これが本来のサヤ関係であり、ファンドの大量買いという人気料が剥がれ落ちたことで実勢に近くなったことになる。

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