(2006年08月25日)

金:先限2300円台で底堅い

東工取の金相場は、イラン核開発問題を巡る先行き不透明感に支援され、先限2300円台前半を中心に底堅く展開している。

指標のNY金期近は今月3日の668・20ドルを上値に反落。10日に英航空機テロ未遂事件を嫌気した原油相場の下落につれ650ドルを割り込んだ。その後、18日に一時616・50ドルと約3週間ぶりの安値圏まで軟化。直近高値から7・7%下落。

ただ、21日にイラン核開問題の先行き不透明感を受けて下値を620ドル台に引き上げた。英航空機テロ計画では旅客・原油需要の減少が懸念され、原油が大きく売られた。金は独自要因に乏しく、引き続きドルや原油の動向をにんらんだ展開を続けている。

イラン核開発問題では22日に同国が包括的見返り案に正式回答をしたことで緊張がやや緩和。原油や金は売られた。ただ、イランはウラン濃縮活動の停止を拒否、核開発を継続する方針を明らかにしている。国連安保理は31日までに濃縮活動停止を求めており、従わないようであれば、経済制裁を警告している。

東京市場は7月14日2497円を高値とした後、今月21日に一時2304円と7・7%下落。ただ、中東地域の政情不安や米インフレ懸念の後退で底堅い展開を予想する向き浮きが多い。

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