(2006年09月04日)

輸入大豆:上値の重い展開へ

東京輸入大豆相場は、供給面の弱材料を織り込む過程の中で上値の重い展開が続くとみられる。

シカゴ大豆期近は、8月30日に5・355ドルまで下落、8月の高値5・87ドル(2日)から50セント以上の下げを演じた。

7月後半から8月初めにかけては、米中西部西側が高温乾燥に見舞われ単収が低下するとの見方に6ドルを突破し、さらに一段上を目指す動きに期待がかかったが、8月2日に米中西部全般にまとまった降雨があり、気温が一気に低下、その後も大豆の開花・着サヤに適した天候に変わったことから、シカゴ相場の流れが大きく弱気に傾いた。

米農務省は8月予想で単収を39・6ブッシェルと事前予想を下回る予想を発表したが、これは、大豆が高温乾燥の影響を受けたはずとの判断に基づくもので、9月予想では単収が40ブッシェル以上に上方修正されるとの見方が多くなっている。

このように、シカゴ大豆は、目先は、米農務省予想前後に5・20ドル台、場合によっては5ドルを意識する展開になりそうだ。シカゴ大豆期近が5・50ドル割れで推移するのは05年2月以来のことだが、この水準まで価格が下がると米大豆の収穫後に作付されるブラジル産の動向が気になる。

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