(2006年09月06日)

粗糖:ファンドは15セント台から売り転換

内外粗糖市場は決め手材料に欠けることで売り圧力が強く、指標のニューヨーク市場は11セント台、東京粗糖市場先限は3万4000円台まで値位置を下げている。

ニューヨーク市場のファンド動向を見てみると、17セントを割り込んだ5月から手仕舞い売りが先行し、15セント台を割り込んだ7月中旬からは新規売りが強まった経緯がある。取組高推移で見てみると、6月下旬に45万枚台を割り込み、その後は徐々に増加している。現在では11セント台半ばまで下落していることから、ファンドは十分な含み益があると言えそうだ。

最新のCFTC建玉報告を見てみると、現地8月29日現在で買いポジション8万9986枚、売りポジション6万3434枚となっており、2万6552枚の買い越しを記録している。同市場は昨年6月下旬に9セント台を突破し、これが契機に上昇トレンドが鮮明となったが、ファンドのポジション推移で見るとこの1年2カ月でほぼ行って来いとなったようだ。

ところで、昨今の国際商品市場ではインデックスファンドによる長期の買いポジションが存在感を増しており、下落相場においても全体的なポートフォリオから買い居座る、または新規に買ってくる特徴がある。同市場でも各主要商品指数の構成銘柄として配分されているため、今後も一定の買いポジションは残りそうだ。

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