(2006年09月11日)
コーン:シカゴ安値のもみ合い映すか
東京穀物商品取引所のコーン相場は目先、シカゴの安値圏でのもみ合いを受け弱含みに推移するとみられる。
現地連休明け5日のシカゴ・コーン市場は高寄りしたものの、買い物が続かずに引けにかけてジリジリと値を消している。また、シカゴ新穀12月限は8月4日の高値から同18日の安値まで約32セント下落した後、8月下旬から9月第1週にかけて好調な需要と小麦相場の先導もあって自律反騰が続いた。しかし、5日にほぼ半値戻ししたところで戻り一杯の様相となり、同限は2ドル50セントが上値抵抗線として意識されている。
南部デルタを中心に米コーンの収穫が進展しているため、高値では農家の売り物が警戒されている。3日現在の米コーンの生育進展状況は順調。ノースカロライナ、テネシー、テキサス、ミズーリなどの州で収穫が進展しており、米中西部もそれほど遅くない時期に収穫が始まる見通し。農家のホールド姿勢が続いているため、ハーベスト・プレッシャーが極端に強まることはないとしても、しばらくは上値が押さえられそうな状況とみられる。
また、米コーンの作柄も現状では申し分がないとみられる。今月下旬から来月上旬くらいに収穫が最盛期を迎えて、産地からは現実的な単収を巡る情報が多くなるにつれ、生産高予想も10月発表あたりで最終確定に近づくとみられる。その前後に季節的な安値を見届けた後、新穀の出回りが本格化するにつれて次第に需給相場の様相を強めることになりそうだ。
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