(2006年09月14日)
国内アルミ:戻り売りの流れ続く
国内アルミ相場は、LME相場がレンジ上放れるなど上値に向けて動意づく気配を示したものの、結果的に「往って来い」の形で戻り幅を消したことで、改めて上値の重さを確認した感があるだけに、戻り売り基調の流れが続く公算大とみられる。
LME相場は8月中旬以降、先物ベースで2450―2500ドルと極めて狭いレンジでの小動きを続けていたが、前週明けあたりから一気に動意づき、5月の最高値示現後、7月中旬にかけての戻り場面で記録した高値である2600ドル台後半まで急騰するなど動意場面となった。
僚品の銅、ニッケル、亜鉛と比べた出遅れ感あるいは割安感を理由にファンドなど投機資金が流入したとされる。
一方、国内定期市場では、LME先物が2600ドル台を回復しながらも騰勢が継続的なものに至らなかったことで、期待外れとのムードが広がっており、買い方の手仕舞い急ぎから大きく値を崩す格好になった。
相場的には、海外市況の上放れが一過性のものに終わったことから、上値の重さが再確認された感があるほか、高値での買い玉の因果玉化も想定されるだけに、戻り売りに比重を置いた対応が賢明とみられる。
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