(2006年09月22日)
金:原油の下落に連動
東工取の金相場は、原油相場の下落が響き、先限2100円台と6月下旬以来、3カ月ぶりの安値水準で軟調に推移している。
指標のNY金期近は今月5日にインドの婚礼シーズン入りに伴う実需の増加を見込んだファンド筋の買いに648・50ドルまで上昇した後、原油相場の下落を嫌気して反落。11日に終値ベースで節目の600ドルを割り込み、20日には一時578・30ドルと最近の高値から9・9%(240ドル)下落した。
原油は11日にイランのウラン濃縮活動の一時停止の可能性が報道され、中東地域の地政学的リスクの後退を促した。ハリケーン被害の回避も圧迫要因となり、WTI期近は1バレル=70ドルの節目を割り込んだ。原油の下落に追随、貴金属、非鉄金属など国際商品は全般的に反落傾向を強めている。
当面の下値支持線は570ドルとの見方が多い。
東京市場の先限は今月21日にストップ(前日終値比60円)安の2188円と6月23日以来、約3カ月ぶりに2200円を割り込んだ。これは今月9日の高値(2428円)に比べ9・9%、240円の下げ幅となる。
市場は弱気ムードが支配的。最大の下値リスクとしては6月25日の安値2079円を意識する見方も台頭している。
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