(2006年10月18日)
粗糖:NY、12セント台回復が節目
内外粗糖市場は決め手材料に乏しいことで修正局面が続いている。ただ、ニューヨーク市場では9月下旬に10セント台を割り込んだことでチャート上では1月下旬を起点とする3段下げをほぼ達成した。上昇トレンドが始まる前の上値抵抗線がおおよそ10セント前後だったこともあり、10セント割れは底値圏として意識される水準としては都合がいい。
しかし、チャート上では依然として下降トレンド圏内にあり、新規の強材料に乏しいことから戻りは売りが先行しやすいことに変わりはない。現在では11セント半ばを前後しているが、12セント台を回復した際にはチャート形状はやや改善する。さらに9月下旬の10セント割れが目先の底として意識されるためには13セント台まで試したいところか。
海外商品市場は9月以降、エネルギー銘柄の調整局面から主要商品指数は軒並み下落。NY砂糖市場の最新のCFTC建玉報告を見ると、3万枚を前後する水準となっており、9月上旬から比較すると約1万枚ほど買い越し枚数は増加した。しかし、粗糖独自の決め手材料に乏しいほか、連動性が強いエネルギー市場では60ドルを前後とするレンジ相場を形成していることは弱材料と見たい。
ソーシャルブックマークサービスにこの記事(ページ)を登録