(2006年10月27日)

白金:先限4000円前後で頭重い

東工取の白金相場は、原油・金相場の軟化により先限4000円前後で頭重く展開している。独自要因に乏しく、原油・金相場をにらみながら下値固めの値動きが予想されている。先限4000円の大台割れに抵抗感を強めている。

指標のNY白金期近は9月11日に1200ドルを割り込んだ後、今月4日に1100ドルを割り、24日には一時1053・00ドルまで下落した。9月6日の直近高値(1287・90ドル)に比べ18・2%、234・90ドルの下げを演じた。

原油は今月12日にWTI期近ベースで1バレル=57・22ドルまで下落した。米国内の石油製品の潤沢な在庫が圧迫要因となったものだ。ただ、石油輸出国機構(OPEC)が19日の緊急会合で減産を合意したため、下値余地は乏しくなっている。

今後の原油価格の動向次第では12月14日開催の総会で追加減産を協議する可能性もあり、OPECの動向が注視されそうだ。

東京市場の先限は今月6日に安値3967円と3月下旬以来の水準に下落した後、17日に高値4117円まで上昇。その後は3967―4117円のレンジ内でもち合う展開となっている。

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