(2006年10月30日)

国内アルミ:底上げの流れ続く

国内アルミ相場は、LME先物が5月末以来の2700ドル台を回復、今回の上値に向けての動意自体、地政学的リスク、白系地金との連動、現物―先物間のサヤ縮小と9月時の上放れとは状況を異にしているだけに、継続的なものになる可能性があるため、底上げ的な動きが続く公算大とみられる。

LME先物は、北朝鮮の核実験に端を発した原油、貴金属反発の流れを受け、再び2600ドル台を回復、その後も5月末以来の2700ドル台に到達した。今回の大台回復は、地政学的リスクを背景として投機資金が非鉄市場にも流入した点で、9月上旬、同下旬時とは状況を異にしている。

確かに5月の最高値示現によってピークアウトした相場との見方があるが、目先的には過熱感がないこともあって、むしろ底堅さを維持しており、一定の戻りも想定される状況にある。

国内定期相場は、LME先物が2700ドル台を回復したことから、これを好感する形で先物が300円台に乗せるなど値戻し傾向を鮮明化させている。目先的には、海外が2700ドルを挟んだ攻防の様相をみせているが、なお上値余地を残しているとみられるだけに、底上げの流れが続きそうだ。

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