
灯油:期先はNY原油に追随
石油製品の灯油は別掲の通り、期先の足取りは先月初旬の5万2000円台を下値にした底値もみ合いから上向いたところでNY原油の上値が抑制されたことが圧迫要因になった。 ガソリン期先が発会の際の上ザヤを修正し、6万円台を割り込んだのに呼応した動きでこの点は石油製品ならではのものといえよう。 ガソリン、灯油ともに期先は指標となるNY原油の動向次第であり、これにガソリンは来春の需要期であるのに対して灯油は不需要期で理屈の上ではガソリン買い、灯油売りとなるのだが、現実には時々の仕手関係や取組要因で反対の動きをすることもある。 灯油はその年の寒波次第で現物商戦のもようが一変することが多く、この点には留意したい。とくに東日本の気温は灯油の消費量に直結することから、一転して低温になるなら在庫が急に掃けることも考えられる。 期先は指標となるNY原油次第であり、これはガソリンにもいえることだが、来春の不需要期であってもあまり拘る必要性は薄い。








