(2006年11月08日)
コーン:シカゴに連動、強基調続く
東京市場のコーン相場は、米国のエタノール需要増で上昇するシカゴに連動する形で強調地合いが続くとみられる。
米国におけるコーンを主原料とするエタノール生産目標は、ブッシュ政権の掲げる包括エネルギー法案をもとにして、2012年までに75億ガロンのエタノール生産としている。現在のエタノール工場建設が予想を上回るスピードで進んでいるため、この目標はかなり早い時期に達成されそうだと見る向きもある。
なお、目標の75億ガロンのエタノール生産に必要な原料コーンは27億5000万ブッシェルであり、仮に100億ガロンの生産量なら、36億6000万ブッシェルのコーンを必要とする。
米国におけるエタノール向け需要は輸出向け需要と並んでいるが、これを追い越してエタノール向け需要が拡大を続けるとみられる。
さらに、2006―07年度のエタノール向け需要は21億5000万ブッシェルと前年度の16億ブッシェルから34%の大幅な増加となった。これは、予想の数値をかなり上回っている。
今後は需給関係が相場の中心的な材料となるが、その中でもエタノール向け需要の増加が相場の最大のけん引力になるとみられる。
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