(2006年11月14日)

ゴム:戻り売りに傾斜

 ゴムはこのところ一進一退のもみ合いで方向性に欠ける。新規手掛かり材料に不足しているところで、同じ工業製品の貴金属や石油が強基調で推移していることから、これらの商品が上昇するとこれには追随し、逆に売られると反落するという具合で独自性を欠くのは否定できない。

 これには産地タイ市場の需給に過不足がなく、均衡状態からここにきてやや緩和していることも影響している。期近の地合いに精彩がないのはこの産地からの売り引き合い価格が軟化する傾向をみせていることも影響している様子。

 目先、今月の納会動向で相場の行方がある程度はっきりしそうだ。

 取組仕手関係では大手商社筋によるまとまった量の売り繋ぎが目立つもので、加えて地場の玄人筋が売り方で、時折日々の売買で売り叩く手口をみせることから、今月の納会が接近したところで地合いが軟化すると売り攻勢を受けることも想定する必要がある。納会が接近してアクメを露呈するところがあるかも知れない。この間のもみ合いはおよそ2カ月に及ぶものになり、これは相場が放れた際の動きを大きくしかねない。

 これまでが逆張り相場で今後はこれが戻り売りに傾斜するということであろうか。

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