(2006年11月21日)
ガソリン:長期的には強気有利
石油製品の期先の足取りにみられる通り相場はキロリットル当たり6万2000円台で目先的な反騰一巡の線形である。それまで反落しても下値が浅く推移していたが、前週末は急落した。下げ渋っていたのは期先が来春の需要最盛期であることも影響している。この間、ファンドが一方のNY原油でもショートを手仕舞い、ポジションは中立に近いものであることから、今後のファンドによる売買動向が局面を左右することになる。
チャートは期先のつなぎ足であることから、来春の需要最盛期という人気料は当然のこととして上乗せされていることになり、それも最近のような大順ザヤではなかなか実体を掴み難い。
値ごろに対する判断として最近の納会での安値が5万2000円前後であったことから、これを起点にして順ザヤ8000円を考慮すると6万円である。この順ザヤはさらに縮小してもおかしくない。なかなか6万円を割らなかったのはこの相場が出直り途上にあることの表われであろうか。長期的には来春の需要最盛期の5月限であるから、このすう勢に沿えば取引期間中の推移はどうであれ限月が期近に回ると最高値圏に進出することが見込まれる。
ソーシャルブックマークサービスにこの記事(ページ)を登録