(2006年11月22日)
コーン:目先、強調地合い続く
東京コーン先限はシカゴが調整安を演じたのを受けて一時2万4000円台を割り込んだ。シカゴの上昇にややブレーキがかかっているが、一段高の余地を残しているとみられ、目先は海外相場高に追随して強調地合いが続くとみられる。
シカゴ・コーンが調整局面を演じている中で飛び込んできたのが、『中国政府が400万トンのコーン輸出を許可した』との報。2006―07年度の中国のコーン生産量は天候に恵まれ、前年度を360万トン上回る1億4300万トンになったのと、コーン価格が上昇したため、政府が輸出を許可したとみられる。
しかし、中国ではコーンを原料にしたスターチなどの生産が活発で、長期的にはエタノールの生産量が増加するとみられ、そうなると中国が本格的にコーンを輸出できるかどうかは疑問。
さらに見逃せないのは、これまで商品先物に投資をしたことのなかった大手年金ファンド(カリフォルニア州公務員退職年金基金)が5億ドルの資金を先物市場と資源株で運用すると発表したことだ。コーンの需給タイトとエタノール需要の増大を背景に、このような年金ファンドがコーンをターゲットにして資金を流入してくるものと思われ、今後の動きに注意する必要がある。
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