(2006年12月04日)

国内ニッケル:先限3500円台に照準

国内ニッケル相場は、LME先物がトン当たり3万3000ドル台の最高値更新後、一時的に調整的な動きを示したものの、再度切り返しに転じるなど需給タイトを背景として強基調を持続しているだけに、先限ベースでキロ当たり3500円台に照準を合わせた動きが予想される。

LME相場は、銅、アルミといった非鉄主力商品が5月にピークアウトしたのに対し、も独歩高の様相を強める中、その後は錫、亜鉛白系地金と連動する形で騰勢を維持、先月末には現物3万4000ドル台、先物3万3000ドル台とドル建て移行以来の最高値に到達した。

LME在庫が歴史的な低水準にまで落ち込み、ステンレス向けを中心とした需要好調が続く中、早急な供給増を導くプロジェクトが見当たらないことに伴う需給ひっ迫見通しが相場を押し上げる要因になっている。

一方、国内定期相場は、取組規模の薄さを反映して玉の出方次第で乱高下の展開を強いられながらも、売りもの薄から価格水準を切り上げている。海外市況の強基調に大きな変化はないとみられ、国内定期相場も先限ベースで3500円台をめざす気配にある。

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