(2006年12月05日)
ゴム:下値波乱経て底入れ
東京ゴムは前週に急反発してさしもの下落相場も下値に届いたかとの印象を与えたものの、期先の200円台では早速戻り売りを浴びてまた急落した。
売り方に大手商社やファンド、それに地場の玄人筋が揃い、要所で戻り売りに出ることから、上値が抑制されやすい市場の環境ではある。今回の下落相場は先月の納会をはさんで、期近は170円台、期先は180円台まで突っ込むという激しいもので、弱気筋が来年の安値として想定していた期先の180円台を早々と付けてしまった。
前月の納会が、産地市場の需給軟化による下落で現物の実勢不振が改めて嫌気されており、今月の納会についても結局は大手商社の渡しに押されて急落するのではとの観測が早くも聞かれる。当先には大きな順ザヤが形成されていることから、
期先に回ることによるサヤ滑りは避けられないが、長期的には来年も天然ゴムの供給不足が指摘されており、これによりここからの下値は底入れとの背中合わせとの観測もなされている。
当分は順ザヤ特有のサヤ滑りがついて回ることで、戻り売り有利だが、底入れする際はいつも期先が先行することから、戻り売りの対象を期中に置き、期先の深追いは避けるという手法が求められるか。下値波乱を経た底入れか。
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