(2006年12月08日)
国内アルミ:底堅さ持続の公算大
国内アルミ相場は、LME先物が循環物色買いの表面化とともに、5月以来約半年ぶりにトン当たり2800ドル台の高値を記録するなど出直り色を強めているため、底堅い動きを示しそうだ。
LME先物は、11月入り直後の2800ドル台乗せが一時的なものに終わり、その後は戻り一杯から2700ドルを挟んだ攻防を続けていた。しかし、その間もニッケル、鉛、亜鉛、錫といった白系地金が強地合いを持続していたため、出遅れ感のあるアルミ市場にも投機資金が流入する傾向が出始ている。
LME在庫が漸減傾向を続けているが、他メタルほど需給ひっ迫感がないなど独自の支援材料不足が否めないとしても、米国の各種経済指数発表で景気後退を示唆する内容が多かったため、為替市場でドルが軟化したことも非鉄市場への買いを呼び込んだもので、LME先物ベースで5月以来の高値を記録する格好になった。
一方、先限が一時的にトン当たり300円の大台を割り込むなど大きく価格水準を切り下げた国内定期相場も、LME先物の2800ドル台回復とともに突っ込み警戒感が台頭、海外への見直し人気が広がっている。
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