(2006年12月19日)
白金:先限4100円台で軟調
東工取の白金相場は、米経済指標を受けたドル高に圧迫された海外相場の軟調につれ、先限はグラム当たり4100円台で調整局面を続けている。
指標のNY期近は12月5日以降、原油・金相場安を嫌気してレンジを1100ドル台前半に切り下げた。8日には一時1100・00ドルと11月1日(1085・00ドル)以来、約1カ月ぶりの安値を更新。11月21日の高値から約15%下落した。
原油は米国で最大の暖房油需要地域である北東部が温暖な気候になるとの予報を嫌気した。また、金は雇用統計、小売売上高など米経済指標の全般的な堅調な内容を受けたドル高基調を嫌気して売りが優勢となり、調整色を強めた。
市場は手掛かり材料に乏しく、方向感のない値動きとなっており、先行き不透明感が支配的。現在の1100ドル台前半の水準を固めるのか、あるいはレンジ取引から上下いずれに放れるかが焦点。今後も金や原油相場をにらんで不安定な取引が見込まれている。
東京市場の先限は11月21日の4547円を高値とした後、12月5日に節目の4300円を割り、7日には4041円まで下落。直近高値に比べ、下げ幅は約11%。その後は円安を支援材料に4100円台を回復、下げ渋りを強めている。
先限は6日から4041―4205円のレンジ内の取引となっており、上下いずれに放れるかが焦点。
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