(2006年12月20日)

国内アルミ:底堅さ持続の公算大

 国内アルミ相場は、LME先物が循環物色買いの表面化とともに、5月下旬以来の戻り高値であるトン当たり2800ドル台半ばを示現するなど出直り色を強めているほか、高値波乱要因でもある現物との逆ザヤ化が定着しつつあるため、底堅い動きを持続する公算大とみられる。

 LME先物は、12月に入り2800ドルの大台を回復したものの、その後は大台を挟んだ攻防と次の展開を模索する流れに終始した。

 翌15日には、前日の上げ幅を削ったものの、LME現物―先物間の逆ザヤ幅を拡大させるなど、目先のタイト感を助長する要因になっている。

 一方、11月下旬にかけて先限がキロ当たり300円の大台を割り込むなど大きく価格水準を切り下げた国内定期相場も、LME先物の2800ドル台回復とともに突っ込み警戒感が台頭、300円相場が定着している。

 目先的には、LME相場が5月以来の戻り高値示現から再び調整色を強めているものの、逆ザヤ継続もあって強基調を保つ公算大だけに、国内定期も底堅い動きを示しそうだ。

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