(2006年12月21日)
ゴム:サヤ滑り後の反騰か
ゴムは先月下旬の期先186円台の安値からは大きく戻し、ひとまず底入れという流れになったのだが、現物実勢が改善されたわけではないことから、この点が課題というべきものに。今月は当限納会が22日と例月より早く、現在のところ現物実勢が先月よりは改善された様子はないことから、先月同様に大手商社らの渡しに押されてサヤ滑りする可能性が高く、これが全体の上値を抑えかねないといえよう。
それでもゴムに限らず、底値になりそうな安値からの10%高があると、これは底入れ確認との見方が可能であることから、今月の納会接近で急落するところがあっても、無条件でこれに追随することは避けたい。
ゴムのような順ザヤ商品では納会が接近すると、現物実勢が不振である際にはサヤ滑りを引き起こすことがあり、そして納会事情を織り込んだ後には上ザヤの期先が全体をけん引することになる。
これにより目先的には期近のサヤ滑り方々、相場的にはアクメを露呈するところがありそうだが、納会事情を織り込む局面というのはいずれにしても一過性であることから、この点には注意したい。
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