(2006年12月25日)
金:先限2300円台で頭重い
東工取の金相場は、上値の重さを嫌気して先限2300円台後半で伸び悩んでいる。年末・年始休暇を控え、手掛かり材料に乏しく、様子見ムードを広げている。
指標のNY金期近は12月1日にドル安、原油高を背景にトロイオンス当たり655・50ドルと8月中旬以来の高値をつけた後、18日に630ドルを割り込み、一時615・10ドルと高値から6・2%、40ドル幅で下落した。その後は620ドル前後で上値の重い展開を続けている。
ドルは米経済統計の全般的な堅調に支援され強地合いを維持しており、金の圧迫要因となっている。
また、NY原油が60ドル台前半で伸び悩んでいることも圧迫要因となっている。
市場では米経済の先行き不透明感、双子の赤字問題などからドルの先安観が根強く、金は一時的な調整局面との見方が支配的。
東京市場は1日に先限ベースで2437円と3カ月ぶりの高値圏に上昇した後、NY相場安と円高で軟化。7日には一時2344円と心理的な節目とみられた2350円を割り込んだ。その後は2300円台後半に地合いを引き締めている。
市場は手掛かり材料に乏しく、狭いレンジでもみ合いを続けている。年始休暇を控えて様子見ムードを広げており、仕掛けづらい環境となっている。
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