(2006年12月27日)

ガソリン:来春の需要期限月に狙い

ガソリンはこの需要背景からすると、これで来年3月ともなれば、灯油に代わり春の需要期入りすることが意識されることから、1月から2月の冬場の不需要期に先物市場で春の需要限月に狙いを付け、仕掛けることが妙味ある投資方法であるかも知れない。中でも春の大型連休に関係する限月の5月限は経験的にも取引期間中の高値を最終盤に付けて終わることが多いことから、新春から注視すべきか。

石油元売りは昨年秋以降、ガソリンの市況対策には熱意をみせず、これにより納会はキロリットル当たり5万円から5万1000円前後が続くなど平凡であった。原油価格が昨夏の高値からは20%以上も下落したことから、それまでのように原油高を石油製品の中でも主力のガソリンに転嫁する必要性が薄れたとみられる。

ガソリンは決して無関心ということではないのだが、この時期は灯油に関心が向いているのを示す。ガソリンの春の需要期に狙いを絞るとともに、このヘッジに灯油の期先売りという裁定取引も可能であろうか。

ソーシャルブックマークサービスにこの記事(ページ)を登録
ブックマークに追加する