(2006年12月29日)

白金:先限4200円台を回復

東工取の白金相場は、日銀の年内利上げ見送りを背景とした為替の円安に支援され、先限はグラム当たり4200円台で戻り基調を強めている。

指標のNY期近は12月5日に原油・金相場安を嫌気して1100ドル台前半に下落、18日には一時1096・00ドルと11月1日以来の1100ドル割れを演じたが、その後は下値警戒からの押し目買いに1100ドル台前半に持ち直し、底堅く展開している。

南アフリカの生産大手ロンミン・プラチナの製錬所が一時閉鎖されるとの報道も支援要因となった。同社の上期生産量は前年同期比15%減の38・9万オンス。パイプライン在庫の増加で生産量は抑制された。年間生産高は95万オンス前後の見通し。

市場では需給の引き締まりを背景に1100ドルを強力な下値支持線と意識している。年末・年始を控え積極性に欠ける展開が見込まれている。

東京市場の先限は20日に2007年12月決済の新ポ発会とともに4200円台を回復。買い方の手仕舞い売りに上値を抑制されていたが、12月6日以来の4200円台となり、チャート面で上放れた。ただ、支援材料難から上昇力は弱い。

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