(2007年01月16日)
ガソリン:新春急落の打撃大きく
石油製品のガソリンは別掲の期先の足取りにみられるように、年初から連日の急落に見舞われて大幅に水準を落とした。指標となるNY原油が米北東部の記録的な暖冬が嫌気されて1日で2ドルも急落するという相場をそれも続けて展開したことで、国内はガソリンに限らず灯油に中東産原油と総崩れとなった。
まさに石油市場の買い方には散々な新春相場となったわけで、暖冬という気象要因でこれだけ世界の石油市場が急落するのも異例といえよう。
この冬の温暖な気象はエルニーニョ現象によるとみられているが、暖房油の大消費地である米北東部にとどまらず世界的規模であることが石油市場に波紋を広げたとみられる。
ガソリンはこれで期先はキロリットル当たり6万円が上値のフシになった観もある。目先的には連日の急落による反作用としての自律反騰であろうが、NY原油がやはり年初からの大幅下落で買い方陣営がダメージを受け、早急な立ち直りは難しいとみられることがある。
国内ガソリンはどうか。新春2日にわたる急落で日足には大きなマドが2つ開いている。ちょうど6万円から下放れて5万6000円どころでもみ合ったことから、この急落過程のマドを完全に埋めるのは困難であろう。目先は強気の中期戻り売りか。
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