(2007年01月18日)

白金:円安背景に強基調

東工取の白金相場は、海外相場高や円安を背景に堅調。ただ、上昇ピッチが急なため、先限でグラム当たり4400円付近の戻り高値は売り優勢の展開。

指標のNY白金は昨年12月18日に原油・金相場安に追随、期近ベースでトロイオンス当たり1096・00ドルまで下落した後、今月10日に1163・90ドルと下値から6・2%切り上げるなど、1100ドル台で底堅く展開している。

需要は欧米地域の自動車排ガス規制の強化を背景に排ガス装置用触媒向けの増加を中心に堅調。英ジョンソン・マッセイ社によると、自動車触媒向け需要は2001年78トン(需要構成比40%)だが、昨年は136トン(同62%)に拡大、宝飾向けの落ち込みをカバーしている。

市場では需給引き締まり感から1100ドルを下値抵抗線に底堅い展開が見込まれている。目先は白金独自の手掛かり材料に乏しいため、金や原油相場をにらみながら1100ドル台前半を中心にもみ合いの展開を予想する向きが多い。

東京市場の先限は昨年12月下旬に4200円台を回復した後、今月16日に4403円と12月20日の安値(4181円)に比べ5・3%、222円幅で上昇。その後は利食い売りに4300円台に反落。当面の上値目標は昨年11月21日の4547円と意識されている。

市場は急ピッチな上昇や目標達成感から、戻り高値は売られる展開となっている。

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