(2007年01月19日)

輸大:海外高に連動か

東京輸入大豆は、シカゴの強調地合いに追随して目先は強気の展開が続くとみられる。

シカゴ大豆はすでにブッシェル当たり7ドルを超えて上昇基調で推移している。ファンダメンタルズ(需給の基本的な要因)では依然弱気を示唆する内容となっているが、コーンとの比価の関連から買いが先行している。

ただ、市場からは「コーンとの比価の観点だけで買い進むのは困難」との見方も一部で出ている。

一方、中期的に見ると、米農務省が3月30日に発表する米大豆作付面積が注目される。現時点での大方の予想では、米コーンの作付面積が増加し、大豆が縮小するとの見方となっている。これは、シカゴ・コーン相場が10年ぶりの高値圏で推移し、エタノールの需要が急速に拡大していることに起因している。

仮に米大豆の作付面積が減少し、南米の出回り状況が悪化するようなことになれば、一段と強気に傾斜する可能性もある。それだけに予断を許さない。

また、米国の大豆相場アナリストによると、今年あたりから本格的に大豆油を原料としたバイオディーゼルの生産や需要が高まる見通しで、これが実現すれば、米国でエタノールと並ぶ2大バイオ燃料として台頭する可能性もある。

そうなると、シカゴ大豆は、「コーンとの比価で上昇」などといった見方のほか、新たな大豆独自の要因が注目されることもそう遠くない日に訪れるとみられる。

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