(2007年02月03日)
金:先限2500円台後半に上昇
東工取の金相場は、先限でグラム当たり2500円台後半に上昇。指標のNY金は原油高に支援されトロイオンス当たり600ドル台で上昇傾向を維持、先高観を広げている。
NY金期近は1月30日に650ドルを超えた後、同31日に660ドル台に上伸。今月1日には667・00ドルと昨年8月2日(668・20ドル)以来、約6カ月ぶりの高値を更新。1月3日の安値(603・00ドル)から10・6%押し上げた。
金が上昇基調を強めたのは「原油相場の反発が最大の要因」(取引員)。NY原油は主要消費地の米北東部の気温の冷え込みから暖房油の需給が引き締まるとの観測を強めた。期近物は最近2週間でバレル当たり50ドルを下回る水準から50ドル台後半に上昇。
また、ドル安の流れが続いたことも金相場を支援した。昨年第4・四半期(10―12月)の米実質国内総生産(GDP)速報値の伸び率は前期比3・5%と事前予想(3・0%)を上回ったが、ドルへの影響は限定的。対照的にシカゴ購買部協会指数の低下が材料視されドルを圧迫。
東京市場は1月22日に先限ベースで2500円台に乗せた後、今月1日に2567円と昨年5月15日以来の高値を更新。1月9日の安値(2355円)から9・0%、212円上昇。市場では高値警戒感とともに、上昇一服感も台頭。
テクニカル面では直近高値を突破したことにより、次の上値目標は昨年5月12日の2587円とみられている。
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