(2007年02月07日)
ガソリン:下押ししても春高指向
石油製品のガソリンは国際指標となるNY原油との相関性が高い習性が発揮されて、年初に大きく窓を開けて急落した後は一転急反騰し、往来相場の典型となった。期先が年初の急落時に開けた窓を完全に埋めるにはキロリットル当たり6万円台に浮上することが必要で、これをNY原油に置き換えるとバレル当たり60ドル台を回復するのを示す。そのNY原油は年初に世界的な暖冬で大きく急落して一時50ドルを割り込んだ。
しかし、この暖冬という気象要因で下落幅が10ドルにもなれば、これ自体はひと相場であり、それも下値の大きなフシであった50ドルを瞬間でも割り込んだことで、さすがに下値に対する警戒人気が生じた。米北東部がその後平年並みの寒冷な天候に変わり暖冬には戻らないことが明らかになったことも、買いを誘い反騰相場を招いた。
国内ガソリンについてみると、石油製品換算ではNY原油の10ドルでこれは7000円であり、現在のところこれに見合う相場展開である。期先で6万円台に乗せて年初に空いた窓を埋めるには、NY原油で前述のように60ドル台を回復することが必要で新たな支援材料がなければ一度は下押すという流れになりそうだ。基本的な方向が春高であることは動かないとみられるが。
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