(2007年02月15日)
国内アルミ:買い上がりは警戒
国内アルミ相場は、LME先物がほぼ3週間ぶりにトン当たり2800ドル台を回復したため、14日に軒並みストップ高示現と急騰したものの、海外市況の出直りが継続的なものに結び付くか注視する必要があり、追随買いは控えたい局面にあるとみられる。
LME先物は、1月後半の2800ドル台回復後、価格達成感あるいはテクニカル優先への懸念から反動安に見舞われ、LME在庫が漸増する中、2700ドルを挟んだ攻防とレンジ内の動きで、次の方向性を模索する流れを示していた。
このような環境下で、前週後半にかけての2700ドル台乗せ、その後の2800ドル台回復と出直り気配を強めている。材料面では(1)LME在庫の減少(2)米貿易収支での過去最大の赤字計上、それに伴うドル安(3)ゼネストによるギニアの国営ボーキサイト会社の採掘再停止(4)アルミナ価格の上昇―などが挙げられる。
ただ、これが本格的な出直りに繋がるかについては、懐疑的な見方が潜在している。
14日の国内定期相場は、LME先物の2800ドル台回復を好感する形で各限月が軒並みストップ高と急騰場面となった。ただ、海外市況の騰勢が継続的なものに発展するか疑問もあるだけに、買い上がりには警戒を要するとみられる。
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