(2007年02月22日)
白金:目先、調整局面入りか
東工取の白金相場は、グラム当たり4600円を挟んでもみ合う展開が続いている。14日に金が21年5カ月ぶりに高値を更新するなど堅調をみせていること、原油相場の回復などが要因だ。また為替の動向もカギとなっている。
一方のNY白金も原油、金の上昇を好感して2月の中旬からは4月限1200ドル(トロイオンス当たり)台を維持している。
供給面は順調であるといえる。白金の需給関係は年々均衡に向かっている。世界最大のプラチナ鉱山会社アングロプラチナム社の2006年12月期決算によると、06年の同社生産量は前年比15%増の87・70トン。南アでは07年以降各社の増産計画が目白押しであり需要に見合った供給がなされるとみられる。
ファンドの買い越しが増加していることも注目される。米商品先物取引委員会(CFTC)が16日に発表した建玉報告によると、買い越し残高は前週比276枚増の4195枚となった。これは06年9月中旬以来の高水準である。
東京市場の先限は14日に4633円と一代(取引期間中)の高値を更新、昨年12月の安値(4181円)から約11%上昇。その後は4600円を挟んでのもみ合いが続いている。
チャート上では06年12月をボトムに、その後は金とともに堅実な上昇波動となっている。
白金独自の材料に欠けるため当面は金、原油の動向が焦点である。さらに為替の動きにも注意。投機筋の買いに支援されているが、一端調整局面に入るとみられる。
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