(2007年02月26日)
ガソリン:需要期には期近が動意
東工取ガソリンは別掲の期先の足取りにみられるように、1月中旬をボトムにした上昇相場は年初の急落過程で開けたマドを完全に埋めた。キロリットル当たり6万円台の小陽線はこのような反騰相場の頂点として形成されたもので、その後は陰線を続けて下押し局面を呈した。指標になったのがNY原油であることはいうまでもないが、東工取市場はガソリンの流動性が最も高いことから、NY原油との相関性はこのガソリンが原油や灯油よりも高い。
したがってNY原油の値動きがそのままガソリンに現われるとみて良く、後は取組内部要因として日々の値動きに影響を与えるファンドの売買に左右されることになる。
NY原油がバレル当たり60ドル台を続伸する展開なら、ガソリン期先は再び6万円台に乗せてさらに上値をめざすことになる。
この展開とは別に60ドルの水準から伸び悩むと、このところの変動レンジで推移することになる。ガソリンは春の需要期が近く、今後は現物実勢からの影響をこれまで以上に受けやすい。元売りが先物市場に市況対策を仕掛けるのは来月も後半とみられるが、そうした動きが表面化すると期近と期先の順ザヤが期近から詰めることも考えられる。3月からはガソリンの季節である。
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