(2007年02月27日)

国内アルミ:戻りの継続性を注視

国内アルミ相場は、LME先物が再度トン当たり2800ドル台を回復、銅など他メタルと連動する形で目先の上値抵抗ラインとなっていた昨年12月中旬の戻り高値圏(2866ドル=引け値)を上抜き、出直り色を強めているが、独自の支援材料不足が目立つだけに、戻りの継続性を見守る必要がありそうだ。

LME先物は、在庫漸増、現物―先物間の逆ザヤ幅縮小にもかかわらず、僚品の銅、ニッケル、錫など他メタルが反転気配を示したことで、再度2800ドルの大台を回復、その後も昨年12月中旬の戻り高値をクリアするなど出直り気配を強めている。

金、銀といった貴金属市場に再び投機資金が流入する兆しをみせていることも非鉄市場にとって追い風になっているようだ。

一方で、ギニアの国営ボーキサイト会社が生産を再開したことで、目新しい独自の支援材料を欠くことから、目先の戻りに対する警戒感も底流している。市場関係者の間でも「他メタルのようなタイト感がないだけに、追随高にも限界があるのでは」との見方も出始めている。

目先的には、海外市況が今月中旬にかけて抜け切れなかった戻り高値をクリアしたため、ストップロスの買い誘発と高値波乱の様相を示す公算大ながら、その継続性に疑問もあるだけに、国内定期に関し高値買いは避けたい状況にある。

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