(2007年02月28日)
金:先限2700円近辺に上昇
東工取の金相場は、原油高やイラン核問題を巡る中東地域の緊張を受けたNY相場高を引き継いでグラム当たり2700円付近で堅調に推移している。
指標のNY金期近は今月21日に終値ベースで684・00ドルと昨年5月17日(691・80ドル)以来、約9カ月ぶりの高値をつけた後、27日に原油高やイラン核問題を巡る緊張から689・90ドルに上伸。23日には一時691・90ドルと1月5日の安値(603・00ドル)から約15%上昇した。
金は米インフレ懸念の高まりや、原油相場の回復、イラン核開発を巡る中東地域の地政学的リスクの高まりなどを背景に先高観を強めている。22日に上値抵抗線とみられた680ドルを突破したため、700ドルを目標に上値を試す展開が見込まれている。イラン情勢がさらに緊張を高めるようであれば、730ドルに上昇するとの見方もある。
東京市場は26日に先限ベースで一時2702円と85年9月3日(2727円)以来の高値を演じた。1月9日の安値(2355円)に比べ約15%高。テクニカル面ではやや買われ過ぎ感の様相を強めており、2700円の大台乗せに対する達成感も利益確定の売りを誘っている。高値警戒感が膨らむようだと波乱の展開も予想されている。
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