(2007年03月02日)
ゴム:工業品では先行し変動
東京市場のゴムは工業品の中では先行して変動していた経緯があり、そうした中での特徴は期先がキログラム当たり300円目前で上値が仕えた形になったことだ。上昇時に300円突破が時間の問題といわれる中で、このように一度上値が仕えて急落し、その後に前月28日のように商品総崩れから工業品も軒並みストップ安になると、単なる調整安では終らないとの見方も生じる。
別掲の通り期先のケイ線の足取りはいわゆる団子天井の形であり、一時的な調整安にとどまるという線形ではなくなってきた。
ひとつには納会での受け渡しが傾向として増加していることがあり、2月にしても事前検査は大受け渡しを想定させる内容だった。
納会そのものは大手商社筋が現引きしてこれが新たな下値不安を誘うなどのことはなかったが、1月限納会を含めて大受け渡しは高値が荷を呼ぶことを示唆するものといえよう。
ただ、前述の通りゴムは工業品のなかでは先行して上昇しその後に反落するなど絶えず将来を先取りして変動していることから、この場合は下値に届くのもあるいは早いか、との見方は可能といえよう。
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