(2007年03月03日)

国内ニッケル:強基調持続の公算大

国内ニッケル相場は、他メタルが世界同時株安の影響で高値修正に転じているのに対し、LME相場が記録的な在庫低水準で反映された需給ひっ迫を背景として連続的に最高値を更新するなど騰勢に衰えがみられないため、引き続き強基調を維持する公算大とみられる。

LME先物は、トン当たり4万ドル台乗せ後も強基調を持続している。銅、アルミなど他メタルが中国発の世界的な株安の影響を受け、総じて上げ一服から反落に転じているにもかかわらず、LME在庫が3000トン台と一日の世界消費量にも満たない低水準であることから、ファンド筋による根強い買いが相場を押し上げている。

事実、LME在庫のうち2000トン近くをキャンセルワラントが占めているといわれ、新規プロジェクトの立ち上げが見当たらないだけに、需給ひっ迫感が早急に解消する可能性は少ない。

国内定期相場は、世界同時株安や円高進行の影響を受けながらも、LME相場が需給ひっ迫を背景として連続的に最高値を更新するなど騰勢を維持している関係上、強基調を保つ公算大とみられる。

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