(2007年03月07日)
アラビカ:軟調地合い続く
東京アラビカコーヒー相場は目先、軟調地合いが続くとみられる。
国内の基調を好転させるような新規の手掛かり材料は依然として不足気味。また、市場関係者によれば、需給のタイト感はないとの見方も出ている。そうした中、玉整理や利益確定売りを優先したい時期にさしかかっているとの指摘も聞かれる。このように見ると、強基調への転換には時間を要するといえそうだ。
指標となるNY期近は2月21日のポンド当たり112・75セントから23日の120セントまで7セント強反発した。しかし、そこで上げ一服となって同27日には116・60セントまで再反落。昨年12月28日の高値129・75セントからの下げ幅17セントに対して半値戻りを達成できず失速した。
東京アラビカコーヒー期先も、2月13日の2万3320円(1袋=10円。1袋は69キロ)から同26日の2万4750円まで1430円上昇したが、同28日には一時、値幅制限いっぱいまで売られて2万3420円まで急落、日足が示すように「往って来い」の線型となった。
ここで重要なのは、この内外の動きが、国際商品全般の動きに左右されたものだったことである。金など主要商品全面高の流れで反発したが、中国株価急落に端を発した世界同時株安の流れで反落した。独自の材料が乏しいために、こうした展開になったとみられる。
以上の点などを考えると、内外ともに基調好転は困難な状況といえそうか。
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