(2007年03月12日)
東京金:先限2400円台に反発
東工取の金相場は、株価や原油高などを背景としたNY相場高に支援され、先限でグラム当たり2400円台回復と戻り歩調を強めている。
指標のNY金期近は2月27日にイラン核問題を巡る地政学的リスクの高まりでトロイオンス当たり692・50ドルと約9カ月ぶりの高値を演じた後、中国上海株式市場の下落をキッカケとした世界同時株安で急落、今月6日に634・50ドルまで売り込まれた。
その後はアジア、米国株式市場の落ち着きとともに、金も売られ過ぎ感の高まりを背景に押し目買いが膨らみ反発。今月7日に終値で652・90ドルと節目の650ドル台を回復、8日には一時657・70ドルまで買い進まれるなど地合いを引き締めている。
市場では「アジア、米国株式市場の反発を好感して投資家の買い安心感が広がっている。目先は底値を打った」(取引員)との見方が多い。
当面は原油や米経済指標をにらんだドル相場の動向が焦点とみられている。市場は650ドル台の値固めを予想する向きが支配的。
東京市場の先限は2月26日に2702円と21年5カ月ぶりの高値圏に上昇した後、今月5日に2500円を割り込み、6日には2378円まで下落。その後は円安、株高を背景に戻り歩調を強め、8日に高値2485円と半値戻しを達成。
市場では押し目完了の見方が広がり、買い安心感を広げている。次の上値ターゲットを2500円台回復と想定している。
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