(2007年03月16日)

白金:先限4400円挟み頭重い

東工取の白金相場は、円高、株式相場安を嫌気して先限ベースでグラム当たり4400円前後で頭重い。独自要因に乏しく、金、石油相場をにらんだ値動きとなっている。

指標のNY白金期近は現地2月28日に1269・00ドルを最近の高値とした後、今月5日に株、金相場安を嫌気して1164・00ドルに下落。その後は株、金相場の戻りを受けて反発、9日から終値ベースで1200ドル台で底堅く展開している。

白金市場が調整局面を強めたのは2月27日の中国上海株式市場の下落をキッカケに世界同時株安が進行、下落リスクを回避するため、投資資金を引き揚げる動きが活発化したためだ。また、買われ過ぎ感の広がりで高値警戒感が高まっていたことも影響した。

ただ、市場は独自材料に乏しいため、株、金などの値動きに左右されながら1200ドルを挟んでもみ合う展開を続けている。

東京市場は今月6日に4286円に下落した後、12日に4490円に上昇したが、14日に一時ストップ(前日終値比100円)安の4371円に下落するなど為替動向を映して不安定な値動きを続けている。

市場は日米の金利差縮小の見方から円高を強めている。株式市場の大幅安を嫌気して下値を試す動きもあり、ムードは悪化している。戻りは売られやすく、今後も4400円を挟んで上値の重い展開が観測されている。

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