(2007年03月19日)

コーン:自立反発するか

東京穀物商品取引所のコーン相場は、シカゴ安(期近4ドル割れ)、為替の円高傾向、株安などで下げを加速させているが、目先は下げ過ぎ感が台頭し自律反発に向かうとみられる。

中国・上海発の世界同時株安に続いて、米国の住宅ローン(サブプライムローン)焦げ付き懸念に端を発した株安の影響でマネー・マーケットは萎縮していた。

今や国際商品のリーダー役となっているシカゴ・コーンの13日現在取組枚数は142万8188枚となり、これは過去最高だった2月22日の154万6255枚から11万8067枚、7・6%も減少。ファンド筋の買い越し枚数も2月27日の39万5081枚から3月6日に35万9966枚、14日には推定33万466枚まで減少している。

最近の傾向として、資金は株、債券、為替、商品を組み合わせて運用されることが多く、その中心となる株式の下落は少なからず、他の投資対象にも影響を与える。

しかし、今回の中国や米国の連鎖株安は一服した格好で、今後、コーンは独自の材料に反応していくとみられる。

現地9日に米農務省より需給予想が発表されたがシカゴ市場で大きく材料視されることはなかった。マーケットはすでに今年の米コーンの作付面積について神経質になっている。

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