(2007年03月20日)
原油:NY市場、55ドルには下値抵抗
石油市場の国際指標となるNY原油は、当面バレル当たり57ドルを中心に、上下2ドルのレンジで値動きする展開になるとみられる。
NY原油の中心限月は、3月初旬に付けた62ドル台を戻り高値にして、その後は陰線を続ける流れとなっている。これにより、移動平均線がデッドクロスを形成してることから、ここまで下落圧力を受けたことが伺える。
この後、NY原油はしばらく上値の重い展開が続くとみられる。この時期は例年、暖房油からガソリンへ需要が移る過渡期にあたり、習性的にも売られやすいことがある。
ここ最近の下落幅は、年初からの反騰に対する半値押しともとれる。55ドルは心理的な下値抵抗線でもあり、一連の弱材料をここで織り込んだ後でもあるので、この55ドルはかなり強力な下値抵抗線であるとみられる。
07年はガソリン需要増との見方から、供給不安が高まると相場の上げ要因となる。これを受けて、今週の強材料となりそうなのは現地21日に発表の米石油在庫統計であり、納会日が近づくに連れ下落してきたことから、在庫の内容次第では切り返すこともあり得る。
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