(2007年03月22日)
ゴム:弱材料織り込み、反騰か
ゴムは世界連鎖株安が尾を引いて戻り売り型の推移から、相場はキログラム当たり260円から250円台半ばまで落ち込んだ。
しかし、相場はこれまでの下落波動が一段落して横ばい傾向を呈しており、今度は250円が下値として意識される可能性も生じている。
貴金属や石油が世界連鎖株安の影響で下落したことから、この影響を受けたフシもある。
今回の世界連鎖株安は、最初がゴムとの関連が強い中国の上海発で、この影響は軽視できなかったが、その後はむしろ米景気動向に関心が移った。住宅市場を巡る不安だが、ゴムにはあまり影響がなさそうだ。
前週までの相場展開で、かなりの内容を持つ弱材料が重なっても実際の相場は期先の安値が250円台で止まり、横ばいを始めたことに注目したい。これは2度にわたる株安、円高、ファンドの撤退がこれに当たり、これらはかなり相場に織り込まれたとみられる。
工業品の中では絶えず先行して変動するのがゴムで、この地合いに底堅さが出てきたのは注目される。
例年、この期末はドル買いが出やすくなるもので、4月にもこの傾向が続く公算が大きいことから、この面からの下値不安は薄い。
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