(2007年03月23日)
国内アルミ:上値に重い展開へ
国内アルミ相場は、前週末LME先物が再度トン当たり2800ドルの大台を回復したものの、継続的な支援材料不足から大台を維持することができなかったように、海外市況全般に戻り一杯気配にあるため、上値に重い展開が予想される。
LME先物は、銅、ニッケルなど僚品相場が反転気配を示す中、現物間とのサヤ関係が再度逆ザヤ化したことに伴うスプレッド上のタイト感を背景として、ほぼ2週間ぶりに2800ドル台を回復した。一連の米経済指標が好転を示唆する内容が多かったことも底上げに結び付いたようである。
しかし、LME在庫が約80万トンと他メタルと比べて高水準であるなど、ファンダメンタルズ面でアルミ独自の支援材料不足は否めず、週央にはLME場外、NYカーブが大台割れに見舞われ、改めて上値の重さが再確認された感がある。昨年5月中旬の史上最高値示現後、2800ドル台で戻り一杯となったことも1つの経験則といえそうだ。
このような状況から、海外市況の出直りとともに値戻し気配を続けた国内定期相場もLME先物の2800ドルの大台乗せ、その後の反落で相場的な踊り場にさしかかっているとの見方もできそうだ。
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