(2007年03月24日)
金:先限2500円台を回復
東工取の金相場は、米株価の反発やFOMC(米連邦公開市場委員会)声明を受けたNY相場高を反映、先限ベースでグラム当たり2500円台と戻り基調を強めている。
指標のNY金期近は2月27日にイラク核問題や原油高でトロイオンス当たり692・50ドルに急騰後、今月6日に世界同時株安で634・50ドルと1月下旬以来の安値圏に反落。その後は株価の回復を背景に、22日に高値660ドル台後半と下落幅の半値戻しを達成。回復基調を強めている。
米連邦準備理事会(FRB)は今月21日の連邦公開市場委員会(FOMC)声明文で追加引き締めという文言を削除した。市場では金融政策を引き締めから中立に転換したとの観測が広がった。このため、金融市場ではドルが売られ、金や株は買い進まれた。
金は需給の引き締まりを背景に、実需や投資需要の堅調により、中長期的に上昇トレンドをたどるとの見方が支配的。
東京市場の先限は2月26日に海外高と円安で2702円と21年5カ月ぶりの高値をつけた後、今月6日に2378円に下落。その後、12日に2500円台を回復。23日に下落幅に対する半値戻しの2540円を突破。
市場は「下振れに対する懸念を払拭しつつある」(取引員)という。原油相場もバレル当たり60ドル台を回復するなど下値確認の見方を広げており、金相場の下値を支援している。市場は先限2600円台回復に焦点が集まっている。
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